※重量物のため、宅急便扱いに変更させていただきました。

ビクセンのSPDX赤道儀です。
アリミゾを取り付けるアダプタ、アリミゾ、純正モータ2個、自作の木製三脚付きです。

遠征で何度も使った愛着のある機材ですが、最近はなかなか時間が取れず、惜譲することにいたしました。

赤道儀本体はキズ、ネジ部に多少のサビはありますが、クランプ動作、赤経赤緯軸とも動作は問題ありません。
入手時より三脚座と本体を固定するネジが純正品ではなく、アイボルトが使われていました。
自分が入手してからはメンテしていないので、メンテナンス歴は分かりません。末永くお使いいただくためには、専門業者またはメーカーにてオーバーホールをおすすめいたします。

アリミゾを装着するアダプタと、2クランプのアリミゾをつけたままにしておきます。

極軸望遠鏡は分点は古いものだと思いますが、Sharpcapで極軸合わせてをしていたため、よくわかりません。光学系は曇り、カビは無さそうです。

モータは純正SD-1で動作確認済です。クラッチギアも両軸分あります。微動ハンドルは落札者様にてご用意ください。

ウェイトシャフトは純正のロングタイプです。ウェイトを1つ（2.8kg）お付けしておきます。この赤道儀を探している方は大型鏡筒をご使用になる方が多いと思いますので、不足分は別途ご用意ください。

三脚は2ｘ4材で歪みや節が少ない、木目がきれいな物を選んで3分割して作りました。三脚座の足の部分が当たる箇所を斜めにしていますので（工作が上手くないですが）、三角板で開き止めする必要がありません。三脚はもし不要でしたら、落札後にご連絡ください。

写真はもう何年も撮っていなくて、ニュートン反射を載せてもっぱら自動導入機として使っていたので、ピリオディックモーションなどの追尾精度に関しては言及できません。製品としての公称値は検索すればいくつか出てきますが、メーカー発表値は±7秒以下であったようです。

SPDXは時々出品がありますが、三脚座が無かったり三脚が無かったりと、意外とすべて揃えるのに苦労するのではないかと思います。特に三脚座がちょっと特殊なので、例えばHAL三脚に合うようなアダプタを作るとかになると、軽く1万はかかるのではないでしょうか。。

個人的には、直線基調のデザインが秀逸でシステム90と同等の剛性がある傑作赤道儀の1つだと思っています。電子機器の準備をしなくてもぱっと使え、遠征先でPCやコントロールソフトの不調時にも手動で最低限眼視観望できますし、自動導入化も低コストで実現でき、今でも通用する素晴らしい赤道儀です。可能であれば業者様ではなく、大切に使っていただける天文愛好家の方にお譲りしたいと思います。

三脚込みで140サイズで発送予定です。

古いものですので、大変申し訳ありませんが、ノークレームノーリターンでお願いいたします。（2023年 5月 17日 22時 16分 追加）ロングウェイトシャフトの長さは、赤道儀へねじ込むネジ部分込みで50cmあります。