非常に美しい銅版画 平野遼 「ムーレイ・イドリスの少女」画家平野遼 （1927 - 1992 ）

1927年大分県生まれ。
9歳の頃より水彩、鉛筆、墨彩画などの技法を独学し、通信教育で添削指導を受ける。
日本軍から除隊後は、画塾に通って新制作派展に蝋画を出品し、初入選。
1951年より自由美術家協会展で出品を続け、1958年～1964年まで同協会で活動。
その後、主体美術協会の創立会員となり、1975年に退会後も個展を通じて作品を多数発表した。
1992年に享年65才で世を去る。

暗色を基調とした、静謐でありながら力強い筆致が特徴の人物画、抽象画を描いた洋画家。
独学で絵画表現を磨き、「精神と肉体の接触に近い表現」を目指した。説明平野画伯らしい力強い線描がで描かれた、深い精神性が感じられる銅版画です。
モロッコのムーレイ・イドリス廟での一場面を描いた作品。状態技法：銅版画
下地：高級紙
サイン：画家の直筆サイン
エディション：48/50
額装：なし
状態：良好
サイズシートサイズ：約50.0ｃｍ×38.0ｃｍ
絵画サイズ：約34.5ｃｍ×26.5ｃｍ